近年、スタジオ撮影の定常光(ビデオライト)はLED照明が主流となっています。明るくて、クオリティが高いLED照明が増えています。
・ 明るさ
LED照明はどのくらいの明るさなのか。ワット数を見れば、だいたいの明るさが分かります。一般家庭の100W電球はLEDだと約15W。なので、例えば60WのLED照明はだいたい400W電球の明るさになります。
※ 正確に確認するにはlm(ルーメン)のという明るさの単位を見る必要がありますが、何mで測定するかなどメーカーによって測定条件が異なるため比較が難しい。
・ クオリティ
クオリティの基準として参考にする数値としてCRIまたはRAがあります。CRIまたはRAが高い(>95)LED照明はクオリティが高く、太陽光に近い色が再現できます。インテリア用の照明はRAが80~85が多く、スタジオ撮影には適さないといえます。
スタジオ撮影のLED照明は主に2種類あります。
1.バーンドア型

四角い形のLED照明。光の広がり方を調整するために羽(バーンドア)が付いています。
2.Bowensマウント型

Bowensマウントが付いています。Bowens型のリフレクター・ソフトボックス・ビューティーディッシュなど、多くの照明アクセサリーが装着可能。調整の自由度が高い。
ここで説明するLED照明 Neewer CB150とCB60 RGBはCRI=97、Bowensマウント型になります。
・Neewer CB150の使い方
・Neewer CB60 RGBの使い方


Neewer CB150には標準リフレクターが付いています。リフレクターが付いたまま、リフレクター無し、またはBowensマウント型のソフトボックスやビューティーディッシュ、 そしてアンブレラなど装着することができます。照明アクセサリーの使い方の詳細はこちら(Bowensマウント型ストロボと同じ)。






Neewer CB150の操作パネルはシンプルな内容となっており、基本的な操作は光量の調整のみです。本体の裏側にあるボタンを操作するか、または付いているリモコンでも操作可能です。


● Neewer CB60 RGBの使い方
Neewer CB60 RGBはBowensマウント型のカラーLED照明です。白の光源としてももちろん使用可能ですが、色温度を変えるだけでなく、赤や青などの色も発光できます。
ソフトボックやアンブレラの取り付け方は先ほど解説したCB150と同じです。照明アクセサリーの使い方の詳細はこちら。
Neewer CB60 RGBの操作は本体の裏側モニターでも可能ですが、専用アプリ(iOS / Android)で行う方が操作が直感的で豊富な種類の照明効果が使用できます。

本体の裏側に操作ボタンとモニターがありますが、使いにくい。

専用アプリの方が色の調整が直感的です。
次にいくつか色調整の例をご紹介します。アプリが更新されると画面内容とできることが変わることがあります。(2024年3月時点の最新アプリ)

基本の白と色温度のみ変更の場合は上部タブの「CCT」に合わせます。
ここでは5600Kの白の設定画面を示します。真ん中の「CCT」を変更すると色温度が変えられます。

上部タブ「HSI」を選択するとこのように円のカラーパレットが表示されます。
カラーパレットを指でなぞると指定した色に変更されます。
基本の色調整は上記2つの方法で行います。その他も多数の色設定がありますが、いくつかサンプルをお見せします。



「FX」タブにはカラーループやキャンドルライトなど色が変わっていく演出効果の設定があります。


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